トラベラーズノートの手入れ。革製品は経年変化が楽しい。

モノ

30歳を過ぎたあたりから身の回りのものに革製品が増えてきた。

ブーツ、ライダースジャケット、財布、そしてトラベラーズノート。

せっかく良いものを持っているのにメンテナンスをしないでただ劣化させるのはもったいない。

ということで革製品のケア用にコロニルのクリームや防水スプレー、ブラシなどを購入した。

 

 

 

これで今日はトラベラーズノートの手入れをした。

 

 

トラベラーズノートの手入れ

 

手入れの仕方によってトラベラーズノートは色々な表情を見せる。

ブラッシングのみだと光沢はあまりないマットな仕上がりに。

ブラッシング+クリームだとやや光沢がある感じに。

さらにミンクオイルなどを使うと光沢が増す。

 

僕はやや光沢があるぐらいが好きなのでブラッシング+クリームでケア。

 

まずは馬毛ブラシで埃やゴミを落とす。

 

 

 

 

最初は、こんな硬い毛のブラシでこすったら傷がつくのでは・・・?と思ったが、実際は逆。

薄いスレ傷なんかは目立たなくなる。

 

次にクリームを塗る。

 

 

 

 

使用しているのはコロニルの1909シュプリームクリームデラックス。

革に栄養を与えつつ、保湿、艶出しにも使える万能のクリームだ。

他の革製品にも使えるカラーレスのクリーム。

傷を消したいとか補色したい時にはブラウンのクリームを使ったら良いだろう。

 

 

 

 

このクリームのすごいところは、すぐに吸収されていくところ。

塗ったそばからクリームが消えていく。

 

塗り終えたら再び馬毛ブラシでクリームを細部にまで浸透させる。

 

終わったら少し乾かすために放置。

待っている間に補足情報。

シュプリームクリームデラックスは自然な艶感が出るのだが、もっとツヤツヤにしたいという人は本家でも紹介されているラナパーを使うと良い。

 

 

 

 

それから、トラベラーズノートを使用している人の中にはニベアのハンドクリームを塗る人もいる。

革は人間の肌に似ていると言われているから理にはかなっているのかもしれない。

 

15分程乾かしたら最後に乾拭き。

 

 

 

 

乾拭きすることで余分なクリームをとって、さらに表面をツヤツヤにする効果もある。

時間がある時は風通しの良いところで日光浴。

 

 

 

 

うーん、なかなか良い仕上がり。

月に一回の革製品の手入れの時間は至福の時間。

エイジングがすすんで味が出てくる、経年変化を楽しめるのが革の一番の魅力。

 

今日は使わなかったけど、靴やよく外に持ち出すようなものはブラッシングで埃をおとしたあと、クリーナーで汚れを落とす工程も入れた方が良い。とくに靴。

 

 

 

 

おすすめは水性のクリーナーで革にやさしい、モウブレイのステインリムーバー。

クロスに少量とり革表面やさしくなでるように拭いていく。

汚れや前のクリームを落として所謂すっぴん状態にする。

靴に鏡面磨きのワックスをつけている場合クリーナーは必須。

人間で言うと化粧を落とすクレンジングの役割。

きちんと化粧を落とさないと肌にも悪いし、次の化粧もきちんとのらないよね。

 

こんな感じで今日はトラベラーズノートのお手入れをした。

革のお手入れをすると心もすっきりする。

 

 

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